朝6時。これから4時間かけて、州北部の町へ行く。
オマール漁船に乗り、オマール漁を営む地元の方のオマール料理を視察するため。
4時間といっても、福岡〜鹿児島ぐらいの距離がある。
けっこうな移動距離。
ようやくオマール漁船に着いて、ボートで視察。
天気はいいし、最高の気分!
カナダでは、オマール漁獲期が厳しく法律で定められていて、
年に4ヶ月ほどしかない。
脱皮後のオマールは身が詰まっていない。
カナダでは、オマールの漁獲期を脱皮時期をはずして設定することで、
身が詰まってない海老を避け、身がたっぷり詰まった海老だけを獲っている。
ちょうどこの時期(6月下旬〜7月)はオマールが旬。
ぶりぶりに太ったオマールがプロの手で捕らえられていく。
オマール漁で奮闘?した後、
クリアウォーター社のドライランドパウンドの視察へ。
ここは、漁師さん達が取ってきたオマールを鮮度の良い状態で保つ施設。
150万尾のオマールのホテルみたいなもの。
大・中・小の海老に分けられるのだが、顕微鏡で水質検査をしながらの徹底ぶり。
クリアウォーター社はカナダ最大のロブスター供給会社で、
ここのオマールが日本の日東商事さんを通じてアトリエオキへやってくる。
お店で使うオマールだけに、徹底された管理を見てここの海老のよさを再確認。
さすがはクリアウォーター社、俺の信頼できるエージェント。
つづいて、
オマール海老で生計を立ててる社長のご自宅でオマールの家庭料理を視察。
結局、丸ごと湯がいて裁いただけのカンタンクッキング。
しかも20分間も湯でる。豪快すぎる料理に、少々カルチャーショック。 |
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